ボランティア その2

人に応援されるために必要なことはまずは自分が他人に与えることです。 

個人でボランティアを続けていると、サポート出来る子には限界があるのに気づき、仲間を集めて団体での支援を考えるようになりました。そこで、立ち上げたのがオレンジフラッグです。

オレンジフラッグは、高校の時の仲間と一緒に立ち上げたボランティア団体です。
私は子ども達をサポートしたいという想いがあり、仲間はアウトドアやキャンプなどが好き。その二つをミックスした時に、アウトドアをする機会が無い子ども達にアウトドアで笑顔にするというコンセプトが生まれました。
オレンジフラッグの対象は、アウトドアがなかなか出来ない一人親の子ども達。子ども達のためにアウトドアイベントを開催し、笑顔にすることを目的に活動を始めました。 
メンバーの多くが地元の所沢にいますが、活動場所はイベントに合わせて様々です。子ども達はBBQだけでは飽きてしまうので、BBQが出来て遊び場がある公園を探して開催したり、川遊びイベントであれば奥多摩の方に行ったりします。また、助成金を多くもらえた時は、バスをチャーターしてスノーボードツアーも企画しました。
イベントをすると、アウトドア遊びが普段出来ない子ども達が楽しそうに遊んでいる姿を見るとやって良かったと思えます。イベントの準備は本当に大変なのですが、子ども達の笑顔で全てが帳消しされます。

オレンジフラッグの活動は多くの方に応援してもらえてます。一人親のサポートをしているNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむさんには最初のイベントから告知のお手伝いをして頂きましたし、キリン福祉財団さんから助成金を頂けました。イベントに協力したいというボランティア希望の方も多くいました。
こうして多くの方に共感をしてもらえるのは、それが良い行いだからだと思います。他人のために良い行いをしている人は応援したくなります。誰かに応援をしてもらいたいなら、まずは自分が良いことをしなくてはいけないんです。自分の利益を優先していたら、誰も応援してくれないんです。

メイクスマイルの活動をする上でも、まず他人のために良いことをする。他人のために良いことをしていれば、利益はその後についてくると信じています。だから、オウンドメディアはRita(利他)と名付けました。

まずは自分が良い行いをすることの大切さを教えてもらったのもボランティア活動です。